 白色光(国立天文台太陽観測科学プロジェクト) |
 Hα線(国立天文台太陽観測科学プロジェクト) |
 X線(ひので/X線望遠鏡) |
2023年の共同観測期間
2023年はひのでは2006年に打ち上げられた太陽を観測する人工衛星です。今年で打ち上げ17周年を迎えます。ひのでの観測データは、研究だけでなく教育目的にも利用することが奨励されています。
8月21日(月)から8月26日(土) 午前11時から午後3時(日本時間)
が共同観測期間です。
現在、太陽活動は、極大期に向けて、太陽黒点の出現が増えたり、大きな太陽フレアも発生しています。。そこで、今年もこの夏に「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう2023」を行ないたいと思います。この機会に、自分たちの日頃の太陽観測結果と、ひので衛星のX線や可視光の観測画像を比べてみませんか？
ちなみに、現在の黒点数はこちらのグラフをご覧下さい。
・今回の太陽活動周期(第25太陽活動周期)の黒点の出現状況に注目する(黒点の形や出現緯度)。
・黒点の出現するところでは、ひので衛星やSDO衛星の画像ではどう見えているのか？
・どんな黒点が、太陽フレアという爆発現象を起こすのか。
などなど、いろいろ注目するポイントはいろいろあります。
共同観測した学校の中には,その結果を府県の学生科学賞・クラブ発表会などで発表しています。この共同観測は海外の太陽研究者からも高く注目されています。ひので衛星の関係者からも、毎年、ぜひ今年も取り組んでほしいと期待の声があがっています。
・全日観測する必要はありません。できるところだけで構いません。１日だけでもOKです。
・午後１時頃、太陽の全面像をX線で観測します。ほかの時間帯は黒点(活動領域)をX線望遠鏡(XRT)で観測します。可視光や CaH線による観測は現在休止しています。
ご関心のある学校・施設は矢治までご連絡下さい。
この共同観測に興味のある方は
この共同観測に興味ある方、ご質問のある方は、矢治健太郎(自然科学研究機構 核融合科学研究所 / 元・国立天文台)
までご連絡下さい。連絡先は以下のとおりです。E-mail kentaro.yaji [atmark] gmail.com ([atmark] は@に、なおして下さい)
(注意)なお、この共同観測について国立天文台やJAXA宇宙科学研究所に直接問い合わせないで下さい。
これまでの観測状況
| 年 | 期間 | 観測状況 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 9月1日から6日 12月14日から20日 | こちら | |||||||||
| 2011年 | 7月24日から8月6日 12月19日から24日 | こちら | |||||||||
| 2012年 | 7月23日から31日,8月26日から9月1日 12月17日から22日 | (準備中) | |||||||||
| 2013年 | 7月22日から27日,8月26日から8月31日 12月16日から21日 | こちら | |||||||||
| 2014年 | 7月21日から26日 | こちら | |||||||||
| 2015年 | 8月24日から29日 | こちら | |||||||||
| 2016年 | 7月23日から30日, 8月15日から20日 | こちら | |||||||||
| 2017年 | 7月31日から8月5日, 8月7日から12日 | こちら | |||||||||
| 2018年 | 7月23日から28日, 8月6日から11日 | こちら | |||||||||
| 2019年 | 8月19日から24日 | こちら
| 2020年 | 8月24日から29日 | こちら | 2021年 | 8月2日から7日 | こちら | 2022年 | 8月22日から27日 | こちら | |
